グレン・グールド

私が今、最も敬愛してやまないピアニストがグレン・グールド。

実はつい最近まで避けてきたピアニストです。

小学校5年生の終わり頃、母が新しいソルフェージュ教室を探してきました。

そこに集まっていた生徒たちは、私なんかと大違いの優秀な人たち・・・。

 近所では「少し上手な子」だから、ピアニストを目指せるのでは?と大いなる勘違いを

していた私(と母)は大ショック。

ところが母のたくましさは、そんなことではへこたれなかったのです。

そのソルフェージュ教室で新しいピアノの先生を紹介してもらい

6年生から電車を乗り継いで、新レッスンに通うようになりました。

まあ、そのレッスンは厳しかったの一言です。下手くそ代表の私が簡単について行けるはずもなく

毎週泣きながら電車に乗って帰る、の繰り返しでした。

お達しの一つが、とにかくレコードをたくさん聴いて、次々と知っている曲を増やしなさいということ。もうひとつキツくキツーく言い渡されていたのが

「絶対にグレン・グールドの録音を聴いてはならない」ということでした。

そのため、聴くこと恐怖症にかかり、大人になってもどうしても聴けなかったのでした。

 今から3年ほど前のことです。ツイッターで知り合った人に勧められて

恐る恐る聴いてみました。 


©️Gordon Parks

その衝撃は今も忘れられません。こんな風に私の気持ちに入り込んでくるなんて・・・。

その衝撃から今に至るまで、ずっとグールドのとりこです。

若いうちに演奏活動をやめてしまったグールドですが、たくさんの録音を残してくれたおかげで

今も聴くことができます。

真骨頂はバッハのゴールドベルク変奏曲ですが、(1955年録音、1981年の録音)

そのほかにもバッハの平均律や、ブラームス、リヒャルト・シュトラウスなど

えも言われぬ美しい演奏がたくさんあります。



"Bach is the reason I became a musician"  − Glenn Gould

ピアノ教室 MARE鵠沼海岸

「MARE」は「海」を意味するイタリア語 神奈川県藤沢市鵠沼海岸にあるピアノ教室です

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